0214 「なみだによごれた めるとんのづぼんをはいて わたしは日傭人のように歩いてゐる」

0214 国立美術館加山又造展・齋藤芽生

あたたかい日であった。国立美術館加山又造展。
やはり作品「花」は好きだ。しかしあとは私の眼にはキッチュとしか…それかうつくしーものをうつくしーく書いている。去年あった多摩美での展示のほうがよかったか?真珠など。
女たらしの匂いがする画家は気味がわるい、モラヴィアの倦怠の老画家のように醜い。
意外に良かったのはキリン、大袈裟に言えば若沖の花鳥画のよう。一枚だけ異様に私が気に入った屏風があった。川の流れる山の図。左下に羊歯の植込み、右奥に並木、真ん中は川が交わるところ、ちゃんと三分割してもドラマティック。かつ青の塗り方で作った遠近感の付け方がすごく好みだった。ポストカードにはなっていなかった。


国立美術館で3月から始まる「アーティスト・ファイル2009―現代の作家たち」に、新進気鋭齋藤芽生さんが選ばれている事は知っていたが、ポスターの画にすらなっていたとは!高校生のとき好きになった画がこうなるとは感慨深い。


国立新美術館学芸員が選んだ作家によるグループ展『アーティスト・ファイル2009』開催
2009年3月4日(水)〜 5月6日(水)
国立新美術館 企画展示室2E(東京・六本木)
出展作家:
 Peter Borgers,平川滋子,石川直樹,金田実生,宮永愛子,村井進吾,大平実,齋藤芽生,津上みゆき
http://artnewsgau.exblog.jp/9651572/

0210 牡蠣ごはん

自分の夕餉として牡蠣ごはん炊き、ちまちま副菜作る。NHK点字の番組を観る。

2011 双子

またNHKみて夕餉。一卵性双生児の外人女性が、双子美人ナースとして若い頃褒められたのに40歳くらいになって各々の顔が変わってきたから、もう一度似せるよう整形した、っていうのがウメズチックで怖かった。

0209 アイスランド新首相は同性愛者女性なのだが、

名前の「シグルザルドッティル」ってヤヤコシ過ぎるので略してシグルイぐらいの感じで覚えている。

0209 「RATIO」6号「あなたは“生の計算”ができるか?」

4062152223ラチオ06号
選書出版部
講談社 2009-01-30

by G-Tools
法哲学者が書いている、「あなたは“生の計算”ができるか?―市民的徳と政治」安藤馨。たぶんきっと色々な人にとって面白い。巷でいう「人間のいのちの重さ」という言葉は、命をなぜか計量可能な概念で喩えている、この決まり文句のおかしさは自分もひかっかっていた。そしてそのまま通り過ぎていた。そしていのちの重さの計量をせまられるシーンもこの世にはある。

0208

書類に疲れ果てビッグコミックオリジナル読む 尾瀬あきら「蔵人」今回はすごくいい、この良さは説明し難いな。背景とか。何故か諸星をおもいだしたよ。