二月の記憶


02XX 雪見都バス遊覧 お菓子のスノウボウル

知人が入院したり。ガン。30代。心配した。
入院後のようすをみて、知人はひとにたくさん愛されているんだなあと再確認した。
高い良い香りの歯磨き粉とかKUSUMI TEAのティーバッグの差し入れ…
去年一年でずいぶんKUSUMI TEAよく見るようになったよなぁ。


雪が降り交通手段変更。
都バスなんてもんに乗る。
「あ」と思ってTIESで焼き菓子を買う。お土産用と雪見用。
雪見遊覧、焼き菓子のスノウボウルとともに。バス、嫌いなんだけど。楽しんでみた。

02XX テアトル新宿クールアニメセレクション

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録編」上映に行く……つもりが初日立ち見券まで売り切れ。
読みが甘かった。「じゃあ千葉までいってマーク・ロスコ中村明日美子みるか!あと溶鉱炉解体中だったな!」
と思ったが荒川区団地の山とクレーンを撮って帰ってきた。写真は寝かせてある。

0217 安吾

安吾ミュージアムのサイトヒドすぎる。折角安吾忌のつもりで見に行ったのだが。あんなもんだよな、死んだ近代の作家のミュージアムなんて、日本じゃ。陳腐、陳腐、陳腐‥


それにしても安吾は「書き出し」の名手だなあと、忌日は再読するのみで過ごす。

「雪国生れの人々は気候のために故郷を呪ひがちであつた いつもいつも灰色の空。」


「匂いって何だろう? 私は近頃人の話をきいていても、言葉を鼻で嗅ぐようになった。
 ああ、そんな匂いかと思う。それだけなのだ」


「私はいつも神様の国へ行かうとしながら地獄の門を潜つてしまふ人間だ」

02XX

私の中のあるセオリー。またそれを思い出すシーンに出くわす。
はいはい女性はたいへんだ、「幸せそうで居ないと文句を言われるかばかにされ、幸せそうにしていると妬まれる」というセオリー。男性にもそういう事はあるが、特に顕著な例ならば、リア充って言葉は女性にあまり侮蔑的に言われにくいと思っているのだが。


出くわしたがきびすをかえす。帰れた。

それから新国立美術館でのアーティストファイル2009にも齋藤芽生さんは選ばれています。
展示はどちらも六本木と乃木坂なので一緒に回ろうかな。
齋藤芽生が画を描いている、『たくさんのふしぎ 2009年3月号 吸血鬼のおはなし』
こちらはもう書店で出回っているところが少なく、上記乃木坂ギャラリーで購入できるそう。サイン付き。

B001Q45CX4月刊 たくさんのふしぎ 2009年 03月号 [雑誌]
福音館書店 2009-02-02

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文は八百板洋子さん。ルーマニアの逸話ほか新たな吸血鬼像を描いた読み応えある文章と、人物表現にあらたな境地を築いた齋藤芽生の挿絵により、これまでにない絵本の世界が展開されています。(700円税込み)当社サイトでもサイン本を展開の予定です。
http://artnewsgau.exblog.jp/10289624/


まだ手に入れてないのだが、ルーマニアの吸血鬼の話って気になる。しかも齋藤芽生の画。


しっかし、今日の時点でこの本のamazonユーズド価格、定価の三倍になってるなあ…一ヶ月前の刊行なのにヒドい。
ギャラリーのサイトで通販してるサイン付きは、今でも定価+送料なのにね。